答えは「いいえ」です。
火葬後のお骨に着色が見られるのは病気や薬のせいではなく、体内の成分や副葬品が熱で化学反応を起こした自然な現象です。 [1, 2, 3]
「がんのせいで黒くなったのでは」「生前の薬が残っているのでは」と心配される方も多いですが、火葬現場では日常的に見られる一般的なことです。 [1, 2]
骨の色と主な原因
お骨に色がつく主な理由は、体内の有機物・ミネラル成分の反応、または棺に一緒に入れた副葬品(金属や花など)の燃焼反応です。 [1, 2]
| お骨の色 [1, 2, 3, 4, 5, 6, 7, 8] | 主な原因とメカニズム |
|---|---|
| 青色・緑色 | 胆のうの色素(ビリルビン)がお腹周りのお骨に付着したもの。または、衣類のボタンやアクセサリーなどの金属成分が燃焼した反応。 |
| ピンク・赤色 | 血液や有機物(ヘモグロビンなど)が残ったもの。または、棺に入れたお花の色素が移ったものや、火葬炉の金属格子(ロストル)との化学反応。 |
| 黄色・薄茶色 | 体脂肪が燃焼して沈着したものや、体内のミネラル成分が熱に反応したもの。高齢で骨がもろい場合にも茶色っぽくなりやすい傾向があります。 |
| 黒色・灰色 | がんなどの病気そのものの色ではなく、病変による炎症・出血や体内の水分量の変化により、その部分の炭化(不完全燃焼)が進んだことが原因です。 |
